チェックリスト
事前準備
- こちらのセクションを参考にして Raspberry Pi OS Lite (32bit) のイメージが書き込まれた SD カードを3個以上準備しておきます。
- Raspberry Pi にモニターとキーボードを接続します。
- Raspberry Pi を起動します。
- キーボード設定を行います。
- こちらのセクションを参考にして
raspi-config
を使ったシステム設定を行います。- WiFi 設定
- 「legacy camera support」の有効化
-
git
のインストールを行います。sudo apt update sudo apt install -y git
-
obcam
リポジトリのダウンロードを行います。git clone https://github.com/FROM-THE-EARTH/obcam.git cd obcam
- リポジトリ下の
glm.py
を確認し、必要があれば編集します。# Confirm the content less glm.py # Change the content vi glm.py
-
obcam
のインストールとフライトカメラモードの有効化を行います。sudo ./install.sh
- Raspberrry Pi を再起動します。
sudo reboot
- LED の点滅を確認します(LED の点滅はフライトピンの接続待ち状態を意味します)。もし LED が点滅している場合は全ての事前準備が完了した状態です。そうでなければ、モニターとキーボードを Raspberrry Pi に接続し、プログラムのログ出力を確認してください。詳細なログ出力を行いたい場合は
/usr/local/src/obcam/glm.py
内のlog_level
パラメータをlogging.DEBUG
に変更します:sudo vi /usr/local/src/obcam/glm.py # in the file # # ... - log_level=logging.INFO, + log_level=logging.DEBUG,
射場にて
- セットアップされた Raspberrry Pi とフライトピン用ケーブル、9V バッテリーを基板に接続します。
- ステータス LED の点滅を確認します。もしフライトピンが接続されている場合は、LED は点滅せず消灯状態になります。フライトピンが接続されているにも関わらず LED が消灯している場合は、モニターとキーボードを Raspberrry Pi に接続してログ出力を確認してください。もしカメラの接続が検知されていなかった場合は、こちらのセクションを参考にして「legacy camera support」を有効化するとともに、カメラ用ケーブルを再接続してください。
- プログラムが正常に起動している場合、基板をジップロックに入れます。
- 養生テープでジッパー部分を閉めます。
- もう1つのジップロックに基板を入れたジップロックを入れ、再度養生テープでジッパー部分を閉めます。
- 発泡スチロールのブロックをノーズコーンに入れます。
- カメラをノーズコーン内に入れ、養生テープで固定します。
- 基板を入れたジップロックをノーズコーンに入れます。
- カメラ基板から出ているフライトピン用ケーブルをメイン電装のフライトピン用ケーブルと接続します。
- フライトピンを接続します。
- 必要があればコマンドを実行します。
回収後
- SD カードを Raspberrry Pi から取り出し汚れをふき取ります。
- PC に SD カードを差し込みます。
- こちらのセクションを参考にして動画ファイルとログファイルを取り出します。
- 動画とログを確認します。